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話題の酸性パーマっていいの?

トップカラーリスト吉村です!

最近よく耳にするようになった酸性パーマ、酸性ストレート、酸性トリートメント…etc

なぜいま酸性が話題???

 

今回は酸性パーマ(ストレート)についてのお話です。

 

まず私達の髪の毛についてですが、

健康な髪の毛は肌と同じ弱酸性です。pH4.5~5.5位にあたります。(pH7が中性ですね。)

数値がその範囲を超えた時、酸性でもアルカリ性でもpH4.5~5.5から離れるほど髪は不安定な状態になります。

パーマ、カラーの薬剤の多くはこの弱酸性の数値を超えてしまうので、サロンではケア剤を使って髪への負担を減らし、

お客様にもトリートメントやスパ、ホームケアをお勧めしてダメージを抑えています。

 

髪を扱いやすくしたり、身だしなみ、オシャレを楽しんだりする為にはパーマやカラーは欠かせないですよね!

BOB11月号別冊「ACID BOOK」より

話を戻すと、

酸性パーマ(ストレートパーマ)ですが、他と何が違うのか?

一般的にパーマ(ストレート)の薬剤はアルカリ性なものが多いです。

 

その為酸性パーマ(ストレート)のようにpHが4.5~5.5に近いものほど、髪への負担は減ります。

 

今までブリーチやストレートパーマ、エイジングでダメージを受けていた髪のお客様にはパーマをお断りすることもありました。

酸性パーマ(ストレート)はこういった髪にも対応できます。

 

髪に負担が少ない弱酸性の薬剤はそのパワーを活性化させる為、時に熱やスチームの力を利用します。

そうすることで、プリッ、フワッとしたパーマも実現できるんです。

 

最後に、酸性パーマ(ストレート)はヘアスタイルのデザインの幅をぐんと広げてくれました。

ただこの薬剤には適した髪質、スタイルがあります。

どの方にもダメージがないわけではないのでご承知下さいませ。

 

ということで、皆さまは話題に振り回されずまずはスタイリストにご相談ください!